こんにちは、八幡市、あゆみ歯科クリニックの福原です。
1/8、9。先週の連休のことです。
スタッフがセミナーに参加してきてくれました。
参加したメンバーは三沢さんと小松さんです。
あゆみ歯科クリニックが誇る、笑顔と癒しの衛生士さんたちです^^
参加したセミナーは歯周病治療に欠かせないSRPという処置のハンズオンコースです。
SRPというのは歯茎の中身の歯石のお掃除のことです。
保険治療による歯茎、歯面のお掃除には順序や手順の決まりごとがあり、
まず最初にしっかりと歯肉の検査(検査1といいます)をして、その後患者さまの状態を説明し、
「SC(スケーリング)」という歯茎から上の部分の着色取りや歯石取りを行います。
このSCは通常1~2回で行い、これによって外から見えるところはとてもきれいになります。
着色がとれて見た目がきれいになるので、一見ここまでのお掃除で完了のように思われてしまうのですが、実はこの状態では歯茎の中身のお掃除は行われていません。
保険のルール上、回を分けて行う必要があるのです。
このSC後、もう一度歯肉検査(検査2といいます)を行い、状態の説明後に行うのが、
今回のセミナーでも取り扱われたSRP(歯肉の中身の歯石取りetc)なのです。
このSRPは通常は3~4回に分けて行われます。
ただし、治療回数を短くしたい、という要望でもっとまとめて行うこともありますので、ご要望等、担当スタッフやDrにおっしゃっていただければ、と思います。
簡単に書きますと、
検査1→SC(歯茎より上のお掃除)→検査2→SRP(歯茎の中身のお掃除)→検査3
となります。
歯周病のとても進んでいる方には、さらにその後、歯周病用の処置を行うこともあります。
SRPまで終わり、虫歯治療まで終われば、あとは3カ月に1回程度、虫歯チェックやSC(歯茎より上のお掃除)を行っていけば、新たな虫歯を作ってしまう可能性をグッと抑えることができ、ずっとご自身の歯でおいしく食事ができ、きれいな笑顔でいられるのではないかと思います。
SRP(歯茎の中身のお掃除)に関しては、一度行えば、そう数カ月でたまらない(ようにブラッシングをきっちりとしていただくことも大切なのですが^^)ことが多いので、少ない方であれば数年に1回、1通り行えばOK、ということが多いと思います。
もちろん、歯周病の進んでいる方や、どうしても歯石の付きやすい方では、もっと頻度高く行うこともあります。
今回のSRP(歯茎の中身のお掃除)セミナーでは、実際の実習を多く含めた内容で、
次の日からさっそく診療に生かせる内容だったようです。
歯茎の中身のお掃除、と言うと一見痛そうな印象を受けそうですが、あゆみ歯科クリニックでは、患者さまに苦痛を与えないよう、痛みを感じさせないように行うことを日頃、徹底して指導を行っていますので、ご安心ください。
また、今回のセミナーで、患者さまにより心地よく、より痛みなく行うテクニック、技術、というものを身につけ、成長してくれているのと思いますので、是非お楽しみにしてください^^
休みの、しかも連休のときにスタッフたちが自らのスキルアップ、能力アップのために時間を取ってセミナーや勉強、練習をしてくれることは、院長としてとても嬉しいことですし、そんなスタッフたちの姿勢に本当に感謝しています。
その姿勢、考え方、学びたい。成長したいという発想、は仕事を離れた場、仕事とは関係ない分野であってもきっと本人たちの人生を助けてくれると思います。
あゆみ歯科クリニックのスタッフたちがどんどん社会人として立派に成長していく姿を見ているのは本当に楽しくて、ニコニコしてしまいます。自分の子供はまだ2歳と0歳ですが、スタッフの成長というのは、自分の子供の成長のように嬉しいものなのだなあ、と最近つくづく思います。
これからもご来院の方によりよい医療サービスをご提供できるよう、あゆみ歯科クリニック全員が一丸となって取り組んでいきたいと思います。