こんにちは、あゆみ歯科クリニックの院長、福原です。
あゆみ歯科在籍歯科医師全員で、鈴木哲也先生の義歯作成セミナーに参加してきました。
鈴木哲也先生はとてもご高名で、歯科医師向けの義歯作成に関する書籍の執筆も行われています。
そんな鈴木先生のご講演が大阪である、ということで歯科医師総勢8名で参加してきました。
一見新しい治療、最先端の治療、というとインプラントばかりが注目されがちですが、
入れ歯というのは実は今注目されるべき分野なのです。
日本では1963年では100歳以上の人口はなんと163人しかいなかった!!のが、
なんと2015年では3万人以上おられるのです。
近年はあゆみ歯科クリニックでもそうですが、予防歯科への意識の高まりもあり、
昔の同年齢同士で比べると、現代の方が断然多くの歯が残っていること間違いないのですが、
寿命がとても延びている分、高齢になった時にやはり歯がなくなってくる、ということが起こってきます。
そしてその時、100歳以上、とおうことになると、全身的な健康状態や骨の状態により、
インプラント治療が困難な場合も数多くあります。
そんな時にこの入れ歯が活躍するわけですが、寿命の延長により、
歯が無い人、という分母の数が飛躍的に伸びているので、今入れ歯がクローズアップされているのです。
そんなこれからの歯科にとても大切な分野となってくる入れ歯治療をあゆみ歯科の歯科医師皆で学べたことは、
とてもいい経験になりました。コツなどは次の日からすぐに使えるものも多かったので、さっそく実践していっています。
歯が無くなった方にも、しっかりと咬める入れ歯を作る事で、おいしくお食事をしていただき、それによってQOLの向上の一助になれれば幸いです。