こんばんは、八幡市、あゆみ歯科クリニックの院長、福原です。
本日は休診をいただきました。
急な症状の方や、お急ぎの方には誠に申し訳ありません。
あゆみ歯科クリニックとして月曜日から、今まで以上のご対応、ご満足いただける歯科クリニックにしていく為、しっかりと学びの時としていければ、と思います。
本日は沖縄県研修の2日目でした。
みな異文化にも接し、空港での接遇にも接した昨日を経て、さらに前向きに研修に取り組んでくれたのではないかと思います。
今日はまず午前中に全員で体験ダイビングを行いました。
行った理由、行うことで目指した効果は2つです。
① 全員で共通の普段しない体験をすることでチームワークの向上に役立てる
② 命を預かる異業種の職場の対応に触れてみる
まず①に関しては、みんなで普段の生活の中では経験しないまま過ぎてしまうことを一緒に経験することで、絆をより深めよう、という意義を考えました。
単に共通の話題になるだけではなく、先輩後輩関係なく、全員が0からのスタートで、
全く知らなかったところから学んで、できなかったところからできるようになる、
という成長経験を仲間とすることで、
「どんなことでもやればできるようになる」
「今、知らないこと、やったことがないこと、聞いたことがないことでも、
取り組んでみると割と何時間かでできるようになったりする」
「知らないこと、初めてのことはやる前はとても緊張したり、無理なように見えたり、とっつきにくかったりするけれども、やってみるとできたりする、やればできたりする」
ということの実体験になったのではないかと思います。
また、あとで写真を見返したり、動画を見返したりすることで、
その時の体験を語りあったり、思い返したりして、
「いろんな経験、新しい取り組みを仲間と一緒にやって、乗り越え、あゆんでいくのは楽しい!!」
という経験になったのではないかなあ、と思います。
いざ海中へ。ニモに餌をあげるメンバー達
②の「命を預かる異業種の職場の対応に触れてみる」に関しては、
僕たちは医療という健康や命、生き方に関わる仕事をしているのですが、ダイビングにも命を預かる、という共通項、さらに来る人(歯科でいえば患者様、ダイビングでいえばお客様)が緊張や不安を抱えていて、それを解消してあげることが重要な職種、という共通点もあると考え、それに触れてみることで、自分たちの仕事へフィードバックできることもあるのではないかと思ったのです。
ダイビングはまず機材の説明などから始まるのですが、やはりインストラクターの方の対応はとても勉強になる点が多かったです。
親切丁寧であることはもちろん、しかりとした専門知識、それを初めての人にわかりやすい言葉や動作でしっかりと教え、伝えること、
そして、こちらの緊張や不安をほぐすために常に笑顔で、時に雑談や冗談を交えながら、こちらのリラックスできるように導いてくれたり、と本当に素晴らしい対応でした。
このインストラクターの方のご対応からも学ぶべき点は多かったのではないかと思います。
お昼に宿泊所で着替えなどをした後は、様々な沖縄の伝統工芸品の体験ができるむらさき村というところに行きました。
これは研修の趣旨でもある、異文化に触れることで人間としての器を大きくする、という目的のためです。
ここではシーサーの絵付けを行ったのですが、これも全員で行うことで、一つの楽しく、絆を深める共通体験になったのではないかと思います。
絵付けしたシーサーの前で
そして夜には夕食後、全員が全員に感謝の手紙を用意してきたものを読みあい、渡しあいました。
「ありがとうは世界を救う」「笑顔は世界を救う」
ありきたりかもしれませんが、僕は本当にそう思っています。
毎日8時間以上、ずっと一緒にいる仲間同士だからこそ、
お互いに感謝し、感謝され、リスペクトしあい、認め合い、みんなが笑顔で接し合うことで、
そこに信頼関係、安心感、居場所、居心地のいい空間、高め合える仲間、絆、
そういうものが生まれるのだと思います。
そしてそんな空間であればそれはお互いがお互いを高め合うことができるので、必然と技術レベル、対応レベルも向上し、ご来院の方々へ提供できる時間の質も向上し、よりご満足いただけるようになると思います。
そのために必要なのが「ありがとう」と「笑顔」だと思うのです。
今回、全員が全員に笑顔で「ありがとうの手紙」を読みあうことで、日頃なかなか恥ずかしくて言えないことや、思いというものを伝え合うことができたのではないかと思います。
感謝の手紙を読む面々
そしてそれがより深い絆になり、お互いを高め合い、よりよい医療サービスのご提供につながれば、と思います。
明日もう一日、休診をいただき、皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。